加茂が生んだ異色の日本画家

Ryubi Hashimoto  


2003.11更新  


橋本龍美 (はしもと・りゅうび)

 加茂が生んだ異色の日本画家、橋本龍美。
 画伯の作風は『異色』あるいは『異才』という言葉で形容されることが多いのですが、『郷愁の』という言葉がふさわしいように思います。
 繊細な筆致に融合したメルヘンが郷愁を誘うのでしょうか。
 寝物語に聞いた怖い話。祭りのにぎわい。傘鉾や郷土・加茂の街なみ。画伯の筆で生き生きと描かれている風景が、幼い頃を鮮明に思い出させてくれます。

 1928年(昭和3年)、新潟県加茂で生まれた画伯は、新境地を求めて、1961年(昭和36年)上京。調布市に居を構え、郷里加茂を思いつつ、内的衝動を画にぶっつけ、新制作協会展などで受賞を重ね、独特の作風を築きました。

 では、「龍美の世界」へ、ご案内します。


画伯プロフィール

略 歴

出品目録

郷里・加茂を描いた作品

代表作品リスト

郷里における個展

評論集


1978年ステンドグラス絵
「浄土の門」の前で(廣圓寺)

2002年5月25日アトリエにて