越後平野をみはるかす加茂山に鎮座まします青海神社は古くから「加茂のお明神さま」と広く親しまれております。青海郷を開拓した青海首一族は、郷内氏子の護り神として神亀3年(726)に祖神椎根津彦命(しいねつひこのみこと)と大国魂命(おおくにたまのみこと)をまつる青海神社を加茂山の山麓に創建しました。青海郷は、田上五社川から三条井栗、保内までの23箇村であったと伝えられ、加茂市一帯から多くの遺跡や古墳、平安時代の集落跡が発掘されております。 桓武天皇の平安京へ遷都に当たり、京都の賀茂別雷神社、賀茂御祖神社の神領となり、御分霊を当地にまつり「加茂大明神」と申し上げております。朝廷が延長5年(927)に編集した「延喜式神名帳」に青海神社二座と記載されているところから「延喜式内社」と言われております。 |
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